00/12/09 更新
HATORI CLINIC
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予防と治療
1 ストレスや過労をさけることです。
2 人ごみや食事(バナナ・チーズ・ワイン・ナッツなど)で誘発されることがあります。
3 自分の頭痛の前駆症状を知ることもたいせつです。前もって薬を飲むことで症状も軽くすみ頭痛発作も防ぐことができます。
4 緊張性のような肩や首の筋肉の凝りが原因の場合は、消炎鎮痛剤、筋肉をやわらげる筋弛緩剤が有効です。ストレスの場合は安定剤を用いることもあります。
5 首、肩などの柔軟体操をすることも効果的です。また、うつむいた姿勢を長くとらないようにすることも大切です。
6 群発性頭痛の場合は、アルコールで誘発されることもありますので、控えめに飲むようにしましょう。
頭痛には、命にかかわる病気からさほど心配のいらないものまであります。ただし、症状が長く続くときや頻回に起きるような場合には、検査をしてみることもたいせつです。
頭痛は,
いろいろな原因でおこります。くも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍などの重篤な病気から、偏頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛など心配のいらないものまであります。
1 緊急の場合
突然に今までに経験したことのないような激しい頭痛が起きた場合や頭痛が数日前からしだいに強くなってくる場合、意識障害・麻痺・痙攣・感覚障害などを伴う場合には緊急の治療を必要としますので、急いで受診し適切な処置を受けてください。
2 偏頭痛・緊張性頭痛・群発性頭痛
偏頭痛:頭部の血管が何らかの原因で拡張したとき、血管壁にある神経が引っ張られるなどの刺激で痛みを生じます。
<症状> 頭部片側がズキン、ズキンと脈打つような痛みで始まり、鈍痛から,激しい頭痛となっていくことがあります。左右交互に痛みがある場合もあります。頭痛の前駆症状としてチカチカ光るものが見えたり
(閃輝暗点)、吐き気・嘔吐を伴ったり、動くと痛みが増したりすることもあります。特に、女性に多く生理の前後に頭痛が起こりやすいです。
緊張性頭痛:首・肩の筋肉が凝ってその部分の血流が悪かったり、ストレスで頭や首の筋肉が持続的に収縮して起こるものです。中年女性におおく見られます。
群発性頭痛:季節の変わり目に起こったりして突然にきます。目の周りがズキンと痛かったり、充血したりすることもあります。中年男性に見られます。