薬の一口メモ 抗血小板剤
動脈硬化症の血管は傷つきやすく、血管が傷つくと血管内の壁に血小
板が集まって固まり、血栓(血液のかたまり)ができやすくなります。
抗血小板剤は血栓ができないように予防します。
パナルジン
用 法: 200〜600r.(2〜6錠/日)
〔100r.錠:白色〜淡黄色〕
副作用:頭痛、吐き気、嘔吐、発疹、胃部不快感、食欲がなくなる、下痢、動悸、皮下出血斑、皮膚や白眼が黄色い、全身がだるい、発熱などの症状がでることがあります。
(*白血球減少症-―白血球は体内に病原菌が侵入したとき、
病原菌を殺す働きがあります。白血球が減少すると感染
に対して抵抗力が弱くなります。)
プレタ−ル
用 法: 200r(100r錠・2錠/日)
[50r、100r:白色]
副作用:頭痛、吐き気、嘔吐、発疹、胃部不快感、下痢、動悸、
皮下出血斑、めまい、むくみ、立ちくらみなどの症状がでることがあります。
☆注 意
@副作用がでた場合は、服薬を中止して連絡するか受診して下さい。
A勝手に中断したりしないで、指示通り服薬しましょう。
B定期的に血液検査を行ないます。指示通りに受診して下さい。
C本剤に影響を及ぼす薬剤がありますので、他の薬を服用している場合は申し出て下さい。
(2001・3)
〒212-0058 川崎市幸区鹿島田1133-15
(医)はとりクリニック 羽鳥 裕
TEL&FAX 044-522-0033