01/03/04 01/03/04 更新

HATORI CLINIC

1133-15,kashimada,saiwaiku,kawasaki  TEL&FAX 044-522-0033

病気の一口メモ
糖尿病の治療

 

 

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診断について

1型(インスリン依存型)か 2型(インスリン非依存型)かを鑑別

「空腹時の血漿CPR(Cペプタイド)」を測定

0.5ng/ml以下なら1型らしい

1.0ng/ml以上なら2型らしい

「2型糖尿病におけるインスリン治療の必要性」

CPRを朝食前と朝食後2時間の2ポイントで測定 し、

食後2時間値が、2.0ng/ml以上なら経口剤でいけるであろう

食後2時間値が、1.9ng/ml以下ならインスリンが必要であろう

 

「インスリン抵抗性」

インスリン注射をしていない患者さんの場合でを簡単に みる指標

空腹時血中インスリン値 15μU/ml以上の高インスリン血症 

BMI(ボディ・マス・インデックス)24以上の肥満

インスリン抵抗性がある患者さんには、ビグアナイド剤(メトフォルミン)が第1選 択

 

参考

 

 「糖尿病治療ガイド 2000」 日本糖尿病学会編 文光堂 本体500円 2000年5月  ISBN4-8306-1333-5

 Staged Diabetes Management :International Diabetes Center 「臨床病期に応じた糖尿病治療マニュアル」(日本版2000)  日本版制作 SDM研究会(代表 松岡健平) 2000年 5月

 

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