「全国医療情報システム連絡協議会第16回定例会議」と 「第13回地域医療情報ネットワ−クシステム研究会」の二つが 今年は始めて合同で開かれます。医師会の医療情報担当の先生方は 特に医師会の医療情報の構築など参考になると思います。
日時:7月24日(土)、25日(日) 場所:岡山市 岡山プラザホテル
メインテ−マ「21世紀突入の医療情報システム」 特別講演 「PHDと情報開示」(広大 石川教授) 「西暦2000年問題への対応」 「遠隔医療の現状と将来像」 シンポジュウム「情報システムとしての介護保険」 1.介護保険制度の施行を目前にして 日医 青柳先生 2.厚生省ー次判定のロジックの過去・現在 日医総研 川越先生 3.ケアプラン作成のアリゴリズム 国際医福祉大 高橋先生 フォ-ラム 「全会員が参加できる医療情報システムの構築」 「地域医療の情報システム」 行政の取り組み:厚生省、通産省
平成11年度 第1回医療情報システム委員会 抄録 平成11年 6月 7日20:00−21:30 幸支所 栗山医師会長挨拶 国保担当副会長挨拶 委員は先走らないように、一般会員に役立つものを作ってください。 A. 委員長・副委員長選出 委員長 : 羽鳥 裕 副委員長 : 宇藤 浩 B. 報告事項 1. 市医師会サーバ移転完了の件 市医師会のサーバの市医師会館内への移転が完了しました。 ホームページ・アドレスは、http://www.kawasaki.kanagawa.med.or.jp。 2. 県医・医療情報システム検討委員会の報告 コンピュータの2000年問題で、有償での対応の申し出に対しては医師会に一報を。担当は片岡理事です。 B. 協議事項 1. 市医師会ホームページのリニューアルと今後の更新体制について現状のホームページの問題点を、列挙。現在、たたき台となる案を検討中です。また、各区医師会・委員会・部会・医会への、ホームページ掲載用の原稿について、フォーマット(書式)を定めて依頼予定で、委員内での担当の割り振りを行った。約一月以内に改定してくださるようお願いします。 川崎区 大塚、山下、辻 幸区 松葉 沢 中原区 宇藤、近藤、豊崎 高津区 村田、廣津 多摩区 黒須 宮前区 伊東 亀谷 麻生区 嶋崎、菊地原 各医会、部会は一名であるので出身母体を原則としますが、区からの選出委員も協力をお願いします。 内科 羽鳥、廣津 外科 小林 婦人科 宮本、近藤 小児科 山本、片岡 眼科 棚橋、大塚 耳鼻科 菊地原、 整形外科 木村 学校医部会 吉邨 保育園部会 ? 健康スポーツ医部会 羽鳥、片岡 産業医部会 宇藤 対応してない古いバージョンもあるかもしれないが本年度はフレームを採用、了承。 i-mode対応、JAVA対応について今後協議します。 ホームページとしての統一性をとるために、セカンドページ以降のフォーマット(全体構成)を一定にします。 会員地図情報について、ファックス番号について、 昨年度の委員会では、アンケートの結果、"全員のせる。"ということにいたしましたが、今回の委員会で、載せて欲しくない希望がありますので、アンケートまたは、会報に告知し、ファックス掲載拒否される医療機関については、そのように対応いたします。(データベース構造になっているので不可視にすることは可能ですが、経費がかかりますので、しばらく時間をください。) 耳鼻科、眼科の当番表について、地図データベースにリンクさせて欲しい希望があります。有料ですが可能ですので、簡便な方法を検討します。 病院へのリンク希望について 病院協会への正式な申し入れがあれば医師会として検討します。病院からのリンクは、問題ありません。ただしリンクを張るときには医師会宛て連絡はしてください。 イントラネット、会員専用ページの構築については、もうしばらく、待ってください。 この医師会ホームページの会員に役立つページ、即戦力となるページの製作について いくつか腹案もありますが、委員の皆様の意見を募集したいとおもいます。 メーリングリストで多いに議論して行きましょう。 2. 市医師会メーリングリストの構築について 本委員会内で試験運用されることが了承され、川崎市医師会にメールサーバーを置き、これを有効利用し、委員会開催を年4回位にする予定です。また、各委員にもメーリングリストをよく理解していただきたくおもいます。 また、医師会、部会、医会などを単位としてもメーリングリストを設定することが可能ですので、公的な団体であるときのは申請してください。非公式団体・趣味のクラブなどから希望があるときの対応は今後決めましょう。 3.インターネット新規設定、ISDN導入、メッドメール(med.or.jp)取得などをNTT川崎がバックアップするので、グループでのデモの希望があれば積極的に連絡をしてください。
第9回川崎市医師会
医療情報システム委員会会議録
99.01.28 幸支所にて 記録 宮本先生
報告事項
1、全国医療情報システム連絡協議会報告
西川:進んでいる場所と他の場所の差が大きく感じた。
菊岡:西宮市が我々のモデルとなりそうである。
羽鳥;Webサーバーなどマックでファイルメーカープロを使用して簡単に外部から更新情報もいれやすい。WindowsNTでもやれそうである。
2、県医療情報システム検討委員会
会員に、MEDメールの取得をなるべくすすめて欲しい。以前は年6000円かかったが現在は県にサーバーができたので無料である。他のプロバイダーに加入している人も、無料で取得できる。希望者はNTTの飯島、大原または羽鳥宛連絡を。
3、その他
片岡:高津区で講習会を行っているがやや尻すぼみの参加者数である。自分で持っていないとたまに触るのでは忘れてしまう。とっつきが無いといけない。
4月からコンピューター購入費が100万円まで経費で一括で落とせる。(単年度のみ)
西川:私はサポートがあるのでインターネットもメールも始めている。
NTT;医師会館ならびにマルチメディアルーム川崎を開設した。勉強会に是非利用して欲しい。最大20人くらいまで同時利用可能である。
協議事項
1、ホームページ用および医療機関地図検索用サーバ構築について
川崎市医師会のホームページ(http://www1.kanagawa.med.or.jp/kawasaki/)に載せてあるのでしくみをみて欲しい。
意見があれば菊岡理事へ2月8日までに連絡を欲しい。
2、医療機関情報検索データベース構築について
最初は個々のホームページやメールアドレスを載せないで公平に単純にスタートする。月々に更新契約をするので、内容変更は可能である。
3、その他
川崎市立川崎病院よりホームページを担当した一條部長がオブザーバーとして参加し委員と意見を交換した。
うすればインターネットを開業医が持つメリットが多いに出てきて普及にも貢献することが考えられる。
4月に、医師会サーバーが導入する。県医師会に、サブドメイン
kawasaki,kanagawa.med.or.jpを申請中である。
参考 市立川崎病院神経内科 一條先生より
川崎病院のシステムの概要
川崎病院のシステム構築を開始したのは約5年前で、その当時は当院には単独で医事会計システム、薬剤管理システムが入っていただけで総合的なシステムは全くなく、まさに医療情報システム的には真っ白な病院でした。結果的にはこのことが自由なシステム構築を考えるには幸いでした。システム構築に当たり(1)誰にでも優しい使いやすいシステムの構築(2)トータルオーダリングシステム、つまり完全な、「伝票レス」システムの構築(3)電子カルテへの移行、の3点を中心に考えました。どの病院もオーダリングシステムを導入するに当たって医師の反対に会い挫折するケースが多く、いかに高齢医師(すなわち高い地位にいる医師)の反対に会わないようにシステムを作るかがポイントでありました。当院は入交院長ほか三役の協力が得られ、考えた通りのシステムが出来てきているのではないかと自負しております。(1)の点に関しては11月24日のシステム運用後、約2週間でほとんどの人々(医事課職員、医師だけでなく看護婦なども)が使いこなすようになり、問い合わせ件数が激減したことからもわかります。(2)の点は現在は処方オーダー、放射線オーダー、検体検査オーダーの3オーダーのみを運用させております。これは初めからすべてのオーダーを「伝票レス」にすると病棟現場の激変に対し、医師・看護婦等に混乱が生じ、かえって医療情報システムに対する反対が生じると考えたからです。運用開始後約2ヶ月の現在、「こういうことも出来ないのか」といった次なるシステムに対する要望が次々と出され、順調な変化と考えています。3月末には「注射オーダー」を開始する予定になっています。この注射オーダーは他の病院と大きく異なっており、単なる注射薬払い出しシステムではなく、看護婦への指示箋をも完全にカバーするようにしております。その後生理検査オーダー、食事オーダー、輸血オーダー、処置オーダー、手術オーダー、病理オーダーなどのすべてのオーダーをカバーしていきながら、(3)の電子カルテの完成へ向け「所見の記載」、「医師二号用紙の電子化」を開発していく予定です。またこれらと平行して看護支援システム開発をすすめており、おそらく日本で一番進んだ看護支援システムが出来つつあると思います。経営面でも医療情報システムが生かされなくてはならないと考え、経営分析システムも開発する予定です。
見学なさりたいときは木曜日か金曜日の午後は比較的空いているのでご連絡下さい。ご案内させていただきます。
全国医療情報システム連絡協議会 第15回定例会議
在宅医療を支援する医療情報システム 1998.12.5−6 熊本
医療情報システムと情報開示 開原成允
医療情報システムの国の方針 松本善幸
介護ケアプラン作成と情報システム 高橋 泰
医師会情報システムと地域医療 秋山昌範
事例発表9題
在宅医療情報、携帯情報ツール、バイタルセンサー
ケースレポート
イントラネット
ホームページの原案ができました。
URL
http://www.kanagawa.med.or.jp/kawasaki/
平成10年度第1回 (通算第6回) 医療情報システム委員会 議事録
98−4−6 幸支所にて
嶋崎委員 記録 羽鳥 補
栗山覚医師会会長挨拶:医療情報システム構築のため新年度予算で500万円が計上されました.。幅広い活動をお願い致します。
報告事項
1.県医療情報システム検討委員会(菊岡理事)
1)神医FAXニュースについて
本年4月から、県医師会より第1、第3水曜日にFAXニュースが送られます。
内容は理事会・会長会での重要事項や日医FAXニュースの重要なもの等
2)神奈川県医師会平成10年度事業計画ーーーー医療情報システムの推進
総合医療情報システムの開発・構築、インターネット等による情報システムに関する研究、県ホームページの充実と活用、FAXニュースの編集と発行
4月にサーバーが設置される。
3)神奈川県におけるインターネットのドメイン(med.or.jp)の取り扱いについて
電子メールアドレスの割り振り方法
当初の予定から変更になった。
(個人名等)@(群市医師会).kanagawa.med.or.jp
会員個人は 名の頭2文字+ハイフン+姓
2.川崎市医師会ホームページについて
http://www.kanagawa.med.or.jp/kawasaki
すぐにアクセス可能なので意見をください。
3.その他
パソコン講習会について
高津区で3月に超初心者向けの講習会が開かれ、NTTがIBMthinkpad機を9台用意し、直接コンピュータに触れていただき好評であった。4月にもう一度開催予定。 幸区、宮前区、川崎区でも予定されている。他の区も、NTTのバックアップが必要な場合はNTTに連絡して自主的に運用を、多くの先生に参加してもらう。
協議事項
1.ホームページの運営について
まず委員長よりホームページの現況が報告された。
各医会・部会の紹介のページが現在20の余裕があり、1つの紹介に1200文字まで掲載可能(2回スクロールで、図表の掲載可) 毎月でも追加、修正は可能。
4月中に各担当者に原稿を完成してもらうように再度要請する。
次にホームページの内容変更の仕方について説明が行われた。
小さな変更については自分たちでできるが、仕組みの変更やトップページならびに 第2段階の変更はNTTLSに依頼して行う必要があるため有料となる。
本年度の運営に係わる概算費用は80万円を計上しているので、大きな変更は無理なので次年度に。
ホームページは個人で無料でもできるが、委員の交代などで運用できなくなると困るので業者が介在する事を了解していただきたい。
2.医療機関マップのホームページ掲載について
川崎市医療機関マップをそのまま掲載するのであれば数十万円で可能だが画質に 問題があり、いくつかの方法でトライしてみたがある程度の画質は確保できるが、医療機関別は判読できるが、区のマップになると判読は難しい。
1件5000円程度でかなり良質なマップができる。各区でアンケートを取るなどして、その結果を踏まえて小委員会で検討することとなった。
3.その他
講習会の開催について 今後は有料で行った方が良いのではないかとの意見が出されたが、 (宮前区では初心者の会を有料で月2回行っている。参加者は10人)各区に任せることとなった。
液晶プロジェクターの購入について 予算の都合上次年度以降に持ち越すことが了承された。
医療情報システム委員会内のメ−リングリストを作成することが提案され片岡委員が担当することとなった。
個人的なホームページ作成のための勉強会を開くことが提案され、大塚委員を中心に次回の小委員会までにその方法を検討することとなった。
休日診療所の受付時間と診療開始時間との間に1時間の差がありそのままホームページに乗っている。待ち時間が長すぎるので改正した方が良いのではないかとの意見が述べられた。理事会で検討する。
小児科医会代表委員として中原区の津田先生が今回より参加
次回の委員会は場所・日時
5月26日(火) ホームページ小委員会
幸支所 8時から
6月23日(月) 医療情報システム委員会
幸支所 8時から