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脳心腎保護作用 EXP作用
ロサルタンには、2つの主要な代謝産物がある。
EXP3179 COX阻害作用
EXP3174 TXA2作用
2つの作用から、血小板凝集阻止作用がでてきた。
動物実験では、血小板凝集抑制作用の実験で有意の変化がある。
また、ロサルタンそのものにも、構造的に、尿酸低下作用がある。AT1作用とは無関係
参考 2002.8 高尿酸血症の新しいガイドライン
以上から、後動脈硬化作用、抗血栓作用、リモデリング、抗繊維化作用がARBには期待される。
脳保護作用
LIFE研究
55−80歳
ロサルタンとアテノロール(テノーミン)との比較研究
降圧不十分例は、いずれも利尿剤追加
脳卒中5,580例
ニューロタン50−82mgで、降圧目標140−90
アテノロール と、ほぼ同程度の降圧レベル(SBPで1mmHgロサルタン群で低かった。)
4.8年 追跡
脳卒中の頻度 が、11% イベントが減少した。
SBPが1mmHgさがると、4%イベントが減ることが知られているので、ARBによる抑止効果は 7%あったと考えられる。
心臓のイベント減少には、β‐遮断薬と差
がなかった。
(比較 PROGRESS試験)
降圧作用だけでは、説明できない。脳保護作用が推定される。
ただし、ARBまたはβ‐遮断薬単独によるイベント抑止効果がどこまであったかは不明。
心臓保護作用
ELITE研究
ELITETでは、カプトプリルに有意に優れた結果。
症例数を増やした、ELITEUでは、差が出なかった。
(Evaluation of Losartan in the elderly U)
しかし、ACEIに比べて忍容性がある。
(一方、Val-HefT研究では、有効が33%もあった。)
OPTIMAAL研究
腎臓保護作用
RENAAL研究
2型糖尿病 1513例 250施設 29カ国の研究
1,513例 日本人100例含む
クレアチニンの値が 前値の2倍になるまでの時間(日数)
心血管事故、透析に至る時間、、死亡例などの検討
透析導入 28%減少
心不全による初回入院32%減少
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AUAと呼ぶ理由
ELITEU
LIFE研究
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